花粉症対策2020年 いつから何を始めるべき?
お疲れ様です、福うさぎです!(・ω・)ノ
2020年の花粉情報が出始めましたね。花粉症は今や4人に1人の割合で「国民病」とまで言われ、年々増加しています。今回は「先取り花粉症対策」についてお話をします。
免疫力やアレルギー耐性、花粉症の症状に個人差はありますが、花粉飛散時期の症状が軽減されるように、花粉症にならないように、しっかり対策していきましょう。
花粉症対策、いつから始める?
一定のエリアの複数のスギの木が同じ日・同じ時間に一斉に花粉を飛ばすわけではありません。飛散開始時期を目安として1~2週間前を目安に花粉対策を始めるのがいいでしょう。スギとほぼ同時期にハンノキ(カバノキ科)やヒノキの花粉も飛散しますので、目安はスギ花粉の飛散時期で大丈夫です。
日本気象協会の「2020年の花粉情報」によると、例年より花粉の飛散量は少ないようです。飛散開始時期は以下を参考にしてみてください。
この画像だと北海道の情報はまだ出ていませんが、2019年は3月中頃から飛散が始まりました。東北地方の飛散開始が2019年より遅いので、北海道も2020年は少し遅めになるかもしれませんね。
提供:日本気象協会ホームページ
花粉症対策、何をしたらいい?
花粉症の人も花粉症デビューしたくない人も、 まずは花粉が体に入らないようにすることです。自分が出来る範囲の対策だけでもいいので、飛散時期になるころには習慣になっているよう早めに習慣付けておくのが一番ですね。
花粉症対策:飛散時期前~
- マスク
- 花粉グラス(メガネ、サングラス)
- 目、鼻を洗う
マスクは出来れば花粉症対策用のものがベストですが、お値段もそこそこしますので普通のメディカルマスクでも良いと思います。プリーツ(ヒダ)の形状が色々ありますが、下向きタイプのものを選びましょう。プリーツが上を向いていると花粉が溝に溜まってしまいます。
花粉グラスはコンビニなどで1,000円以下で売られているものでも十分です。普段メガネをしない人や視力によって眼鏡がないと困る人もいるかと思いますので、出来れば…という対策ですね。
目・鼻を洗うのは洗眼薬や鼻スプレーを使わずとも、帰宅後の洗顔やシャワーの時に洗うだけでも随分違いますので、是非習慣にしましょう。
花粉症対策:飛散時期
- 花粉を寄せ付けない
- 花粉を家に持ち帰らない
- 部屋に花粉を溜めこまない
花粉を寄せ付けないためには、①花粉が付着しにくい衣類にする。花粉は静電気で吸い寄せられて衣服に付着するので、綿を多く含む生地の衣服や、花粉が付着してもササっと払い落とせる素材がおすすめです。
②花粉対策スプレーを使う。花粉対策スプレーは花粉等微粒子の付着を抑制する効果があります。顔や髪にも使用できるタイプのものを選ぶと良いですよ。
花粉を家に持ち込まないためには、髪や衣類・バッグに付着した花粉を払い落としてから玄関に入るのが対策になります。払い落とした花粉を吸いこまないようにマスクは付けたままの方がいいですよ。
部屋に花粉を溜めこまない。いくら花粉を払い落としても全てを払い落とせるものではありませんから、どうしても家の中に入ってしまいます。床に落ちた花粉は足の裏・スリッパの裏について部屋中の床に広がりますので、こまめに床掃除をした方がいいですね。
花粉症の症状緩和対策として
毎年花粉症の症状がひどい人は、事前に薬を飲んでおくと症状が緩和されるそうです。近所の薬局の薬剤師さんや耳鼻科の先生に聞いてみたところ、市販薬なら約2週間前くらいから飲み始めるのが良いとのこと。
花粉症の薬で一番売れているのは「抗ヒスタミン薬」ですね。最近の薬は効きがいいので症状が出始めてから飲んでも効果がある薬もありますが、事前に飲み続けることで花粉の飛散が始まってから出る症状の緩和が期待できます。
事前に注射を打つのも症状緩和に有効で、そういう患者さんは結構いらっしゃるそうです。症状がひどい方は試してみるのもいいかもしれませんね。
花粉症デビューしないための対策
自身の身体の許容範囲を超えるアレルギー物質(花粉)を取り込んでしまうことで発症するだけでなく、寝不足や栄養不足(偏り)によって免疫力が低下するのも花粉症になりやすい要因です。
しっかりと睡眠をとり、栄養のある食事を摂ることで花粉症対策になります。ヨーグルトなどの発酵食品や花粉症に有効なポリフェノールを多く含むお茶(甜茶など)も花粉症予防効果が期待できそうです。
花粉症だけでなく普通に身体に良いですね。
まとめ
- 事前対策は花粉飛散開始時期の1~2週間前
- 花粉を体内に取り込まないようにする
- 花粉を家に持ち込まないようにする
- 部屋に広がる花粉を吸いこまないために掃除する
現代病とか国民病とか言われる花粉症、ほんの少し生活習慣に加えるだけでも対策になりますので、出来る対策だけでもやってみましょう!
(・ω・)ノ see you ♪